山下良美(やました よしみ)さんは東京都中野区出身の国際サッカー審判の方です。2022年11月に開催されるサッカーのワールドカップカタール大会に審判員の1人として参加されます。カタール大会では、主審候補者36名がおり、その中の1人に選ばれました。
同大会の審判員にはFIFAワールドカップ史上初めて6名の女性審判員(レフェリー)が選ばれており、山下さんはその1人となります。そんな偉業を達成した彼女の生い立ちを紹介していきたいと思います。
山下良美さんの身長プロフィール
名前:山下吉美(やました よしみ)
生年月日:1986年2月20日
年齢:36歳(2022年11月現在)
身長:165㎝前後の推測
体重:非公表
血液型:非公表
出身地:東京都
出身大学:東京学芸大学
身長は165cmと、低いわけでも高いわけでもないようです。公式な情報はなく、試合の映像や取材の写真などから推測されている数字となります。またもともと審判になる前にはサッカー選手として活動されていました。それでは、なぜ審判の道に進んだのか、これから詳しく説明していきます。
山下良美さんの高校・大学 学歴
幼少期に地元東京都のサッカースクールでサッカーの楽しさに気づいたようです。高校は都立西高校に通学しており、卒業後は東京学芸大学に入学しました。大学では女子サッカー部に入部し、精力的に活動されたようです。そんな中、大学の先輩である女子審判員の坊薗真琴さんに無理やり誘われて、審判の大会に行ったのをきっかけに審判に興味を持つようになり、審判の資格を取る決意をされたようです。
卒業後も社会人クラブでのプレーを続けながら審判資格を取得していきました。本人も「当初、私は審判員に良いイメージはなく、正直やりたくはありませんでした。でも、先輩からのなかば強引な誘いに、特に断る理由も思いつかなかった私は、「まあ、とりあえずやってみよう」、仕方ないという気持ちで初めて審判をしました。
審判であれ、サッカーの試合に関わるという喜びと、次はこれをできるようにならなければという向上心から、いつの間にか審判員としての活動を続けていて、今に至っています。あの時「とりあえずやってみなかったら」、今の私はどうなっていたのか、全く想像ができません。」とコメントを残しており、審判員への方向転換に前向きに取り組んでいったようです。
山下良美さんの職業、経歴
山下良美さんの仕事は、サッカーの審判員となります。
山下良美さんの経歴を以下に記載致します。
2012年:女子1級審判員の資格取得
2015年:国際サッカー連盟(FIFA)の国際審判員に登録
2019年:男子社会人の試合を担当できる1級審判員認定
女性の審判員というと個人的にはあまり聞かないほど、人数が少ないと思います。そんな中で仕事をしているといろいろと不具合があると思いますが、山下良美さんは素晴らしい業績を残されておりました。
山下良美のすごさ
日本のJリーグに登録されている1級審判員は59人います。さらに審判員の活動だけしているプロフェッショナルレフェリー(PR)は13人、国際主審は7人となります。山下良美さんは、この7人の中の1人なんです!この人数だけ聞いても、かなりすごいと感じますよね!
さらに、2022年11月に開催されるサッカーのワールドカップカタール大会に審判員の1人として参加されるという業績を今年実現したこともすごさだと思います。今回はもちろんサッカープレーも見どころですが、日本人女性ワールドカップ初審判を成し遂げた、山下良美さんにも注目ですね。
まとめ
・審判員になるまでにサッカー選手としてプレイしていた。
・先輩の誘いで審判員になった。
・国際主審の資格を取った女性である。
・2022年11月開催されるワールドカップカタール大会の審判員になる。
調べていけばいくほど、輝かしい業績を持っている女性だと感じてきました。ただ、サッカー選手から審判員になるための葛藤があることがわかりました。
女性活躍がささやかれている時代の中で、業績を着実につけている方の今後の活躍を期待していきます。